こんにちは。Irodoriです。暦の上では12月7日に二十四節気の「大雪(たいせつ)」を迎えました。「大雪」とは本格的な冬の到来する頃を指し、動物たちが冬ごもりの準備に入る時期でもあるそうです。冬の到来には熱い温泉が気になります。熱海市営温泉の源泉は高温で湧いています。
高温の源泉
熱海市西山町にある来宮神社東側の駐車場に接する道を少し上った先に、熱海市営来の宮源泉があります。
熱海市が管理する市営温泉の源泉で、源泉温度が80度を超え、湧出量は1分あたり97㎥と高温で湧出量が多い源泉です。
(出典:平成30年度 熱海市温泉事業のあらましより)
泉温42℃以上を高温泉と呼びます
熱海温泉の泉温は42℃以上の高温泉が全体の90%を占めています。
特に来宮駅周辺の西山町・上宿町・咲見町には泉温が80℃を超える源泉が点在し、至る所で湯気があがっているのを目にします。温泉は近くの源泉でも、それぞれ泉温や含まれる成分が違うなど、とても奥が深い自然の恵みです。
近くでみると迫力があります
源泉から汲み上げた温泉の蒸気が勢いよく出ています。特に気温が下がるこの季節は、源泉との温度差で蒸気の勢いが増して見えますね。
熱海市営温泉は各源泉から汲み上げた温泉をタンクに貯湯し、敷設された温泉専用配管で配湯します。熱海市内ならどこでも引湯できるわけではなく、配湯されているエリアがあります。
道路側溝から上がる煙?
熱海市内の道路側溝から上がっている煙のようなものは、温泉排水の湯気です。特に夜に見ると「火の煙?!」と驚きますね。
奥が深い温泉については、今後さらに掘り下げてご紹介していきたいと思います♪