2025.02.09
熱海 伊豆山神社 2025年
こんにちは。Irodoriです。熱海市伊豆山(いずさん)に鎮座する「熱海 伊豆山神社」は強運守護、福徳和合、縁結びの神様として崇められています。熱海のパワースポットのひとつ、伊豆山神社をご紹介します。
熱海伊豆山神社は熱海市伊豆山エリア、JR熱海駅から北東へ約2.2kmの距離に位置します。境内は伊豆山子恋の森の一部となり、本殿を中心に山側と海側に連なる4万坪の広さを有しています。
本殿は海抜170mほどの地点の相模灘を一望できる高台にあります。路線バスの「伊豆山神社前」のバス停からは189段の階段を上ります。車の場合は本殿の近くにも駐車場が設置されていますので、ご安心ください。
木々に包まれた階段を上って行くと清々しい気分になります。
伊豆山神社は伊豆御宮、伊豆大権現、走湯大権現と称され、略して伊豆山(いずさん)、走湯山(そうとうさん)と呼び親しまれ、「伊豆」という地名の発祥の地でもあります。8つの摂末社・関連神社があり、本殿は平安時代(836年)に現在の場所に建造され、それまでは現在の本宮社の位置にお祀りされていたそうです。
走湯大権現は霊湯「走り湯」を掌る温泉の守護神で、伊豆山の地下には赤白二龍(せきびゃくにりゅう)、火を掌る赤龍と水を掌る白龍が二つの力を合わせて温泉を生み出しているという言い伝えがあり、強運・天下取りの神と祀られています。
山を背に緑に包まれた境内は広々として、穏やかな空気が流れています。
鯉のおやつが販売されていますよ。
源頼朝が北条政子とともに深い信仰を寄せ、伊豆山神社の境内で恋を語らい結ばれたという縁結び・恋愛成就と、源頼朝が伊豆大神の御加護により平家を打倒し、鎌倉幕府を樹立し征夷大将軍となるに至った強運の御利益があると言われています。
頼朝と政子の腰掛け石と光石。
摂末社、白山神社(病気平癒、厄難消除の神様)の遥拝所。
小泉今日子さんが奉納した鳥居があります。
高台から相模灘と伊豆の岬を眺めます。絶景ですよ。
源頼朝が深く崇敬し、強運を祈った伊豆山神社・箱根神社・三嶋大社の三社、この三社を巡る三社詣は、開運成就によいとされています。長い歴史において信仰されている存在はとても大きな力があり、伊豆山は清々しく、心地よい空気が流れていると感じます(個人的に)。
立春(旧暦の一年のはじまり)を迎え、新しいこと(暮らしなど)を始める時季ですね。熱海伊豆山神社の御利益をあずかりに参拝に訪れてみてはいかがでしょうか。